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あがり症は生まれつきだから仕方が無い!人前に立つと頭が真っ白になって話せない!などと諦めていませんか?元アナウンサーのプロが1日3分であがり症が治る方法極意をお伝えします。

 

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あがり症!失敗しないスピーチのポイント 


今回は「失敗しないこと」を目標に

スピーチのコツをまとめてみます。


スピーチの前に、なるべく不安要素を無くして
臨むようにすることで、あがりの防止にもなります。


早速見ていきましょう。


======スピーチのコツ======


【1】リハーサルをする

お笑いタレントにしても、落語家や漫才家、

話をすることを職業としている人でも、

「ぶっつけ本番」で話をするということは
決してありません。


本番の前に、何十回、何百回という
練習をしているからこそ、うまくいくのです。


昔、アメリカでは、


「スピーチの機会がもっとも多い
 レーガン大統領が一番スピーチの練習をする」


といわれていました。


彼は俳優出身だけあって、
ぶっつけ本番がいけないということを
よく知っていたからです。


話下手な人は、その場で考え考え、
思いつきで話をする傾向があります。


考えながら筋道たてて話すというのは、
相当訓練を積んだ人間にしかできない離れ業で、
しゃべることに慣れていない人間にはまず無理です。


大勢を相手にするスピーチに限らず、
1対1の面談などにしても、
ぶっつけ本番はよくありません。


頭の中でもいいので、1回でも2回のリハーサルを
しておくことで、失敗もアガリもおさえられます。


できれば、声を出し、目の前に誰かいるつもりで
リハーサルを行うとよいでしょう。


こうして、話す内容に
自分を慣れさせます。


「慣れる」ということには
非常に大きな効果があります。


野球、テニスなどどのスポーツでも、
まずは素振りを徹底的に繰り返して
「体で覚える」ことが基本中の基本です。


ボクシングでも、日頃の練習では
シャドーボクシング、試合前には対戦相手と
似たタイプのボクサーとスパーリングをします。


特別に意識しなくても
体が動くようになるからです。


これはスピーチにおいても
同じことが言えます。


たとえ短いスピーチでも
何回もリハーサルをすることです。


【2】目を見て話す


「 話をするときは、相手の目を見て話せ 」


とよくいいますが、相手が集団の場合、
聴衆の目を一度に見ることはできません。


全員の目を見ようとすると、
ぼんやりとした目つきになってしまいますし、
落ち着かない気分にもなってきます。


しかし、どんなに多くの聴衆がいても
落ち着いて話せるスピーチの基本があります。


それは、


「いつでも1対1のつもりで話す」


ということです。


聴衆が多いとどうしても
演説調になってしまうものです。


われわれのスピーチはそうではなく、
対話するように相手に語りかけるほうが
交換を持たれやすいのです。


「 ただいまご紹介にあずかりました
 ○○でございます。
 本日は誠に清々しい五月晴れで…」


と演説調でスピーチをしても、
誰ひとり自分に話されているとは思わないでしょう。


自分に語りかけられていると思わなければ、
自ずと聴く姿勢も真剣でなくなってきます。


しかし、


「 おはようございます。町の木々も色づいて、
 北風も冷たくなってきましたね。」

「もう11月です。

 みなさんのところはいかがでしょう?」


と対話調での話し方のほうが
聴衆の関心をよりひきつけます。


1対1のつもりで話を進めると
あがらなくなりますし、


わかりやすくて
人間味のあるスピーチができます。


どうやって1対1のつもりで話すか?という
ことですが、簡単な方法があります。


「ひとつの文章をひとりの目を見て話す」


ただそれだけです。


次の文章では、また別の人の目を見て話しをします。
文章の途中で別の人に視線を移すのは、


「なんとなく落ち着きのない人」
「自信のなさそうな話し方」


という印象を与えてしまい、
逆効果になってしまいますから注意が必要です。


人前のスピーチでは、
視線がひとりの人にある時間が
短くなりますから、
聴衆が上の空になっていることが多くなります。


ですが、ひとつの文章をひとりの目を見て話すと、
話し手はひとりの目を見ていても、

その周りの10人は自分が見られていると感じて
「自分が話しかけられている」という印象をもち、
関心をひきつけることができるのです。



【3】例を挙げる


難解な専門書には
専門用語がたくさん並んでいますが、

話し方の下手な人は、ついついこういった
専門用語を使いたがります。


「やたらに専門用語を連発する」
「不必要に横文字を使う」


この2つはスピーチではタブーです。


会社の同僚の間では誰もが知っている単語でも、
家庭の主婦は聞いたこともない単語かもしれません。


上手な話し手は、
「難しいことを分かりやすく」 伝えます。


しかし
「分かりやすいことを難しい言葉で話す」
ほうが、
専門的で話し上手に聞こえると
勘違いしている人が多いのです。


「OOなのです。例えば、身近な例では~」
「例えばOOはXXですよね?これと同じです」
「これがOOなのは、XXがOOなのと似てますよね」


などのように、たとえ話で
理解しやすいように
工夫しましょう。


【4】原稿に頼りすぎない


原稿をキッチリ作り込んでその通りに
読もうとすると、もしも話を飛ばしてしまった
場合などに、修正がききません。


また、感情がこもらないマシーンのような
スピーチになるおそれがあります。


スピーチは、作った原稿通りに
話をするという意識で行ってはいけません。


メモをしておくのは話の流れと
細かな数字くらいにしておき、

話の構成は、すらすら出てくるように
しっかりリハーサルしておきましょう。


仮に、原稿を一字一句、丸暗記したとしても、
途中で忘れたり詰まったりすることはあり得ます。


そうするとかえって、「どこに書いてあったかな」などと
焦ってしまい、大失敗につながりかねません。


【5】態度や表情に気を配る


よいスピーチには内容もさることながら、
話し方の表情姿勢、態度も非常に重大な要素です。


直立不動の姿勢で話をするのと、
身振り手振りをくわえて話をするのでは、
相手に与える印象が大きく変わります。


「 一生懸命話していて、手が自然に動いた 」
くらいの小さな動きでいいのです。


どんなに小さくてもジェスチュアをすると、
話にメリハリがつけられますし、
力強さ・暖かさ・感情をこめることができます。


相手が多いときには距離も遠くなり、
小さな動作ではわかりません。


動きを大きくしても良いでしょう。


動作の大きさを聴衆の数に比例させるということも
非常に効果があります。


また、話をするときに手を組んだり、
直立不動を頑なに守っている人がいますが、

これはじっと動かずに話をすることになり、
言葉以外のもので伝えるのに大きなマイナスになります。


実は対話の場合、メッセージの伝わり方の比率は、
「言葉が7%、話し方が38%、態度・表情が55%」
という 「 メラビアンの法則 」 というものがあります。


この法則は、コミュニケーションにおいて
言葉以外の要素が93%も占めているという
ことを表しています。


たとえば、誰かが腕組をしてあなたを
にらみつけていたら、脅しであったり、拒絶であったり、

少なくとも、あなたに好感を持っていないという

認識を持たれると思います


スピーチにおいては、
とかく話の内容を重点的に考えがちですが、


スピーチの姿勢、声のトーン、大きさ、
顔の表情などに注意したリハーサルを積んで
臨みたいものです。


スピーチをおこなう際には、たとえそれがどんなに
短いものでも、リハーサルを行うことが重要です。


綿密なリハーサルを行うことは、
あがりやすい人にとっては当然の準備です。

プロでも必ずリハーサルするのです。
素人なら、まして苦手ならば言うに及ばずですね。


リハーサルは、できれば他人にチェックして
もらいながらやると自分では気づかなかった欠点に
気づくことができてより効果的です。


西村式あがり症克服


 

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